イベントの目玉企画のひとつ、Select Book Shelf。そして、ワークショップに協力してくれるのは、book pick orchestra。
プロフィールにあるとおり、人と本が出会う素敵な偶然を演出してくれるユニットです。
彼らの存在を知ったのは、仙台の手紙用品店・yutorico.さんでのこと。
店内にディスプレイされてあった文庫本葉書に衝撃を受けました。
パッと見は、袋状のポストカード。
よくよく見てみると、住所記入面の裏には、文章が刷られています。
それは、袋の中に入っている文庫本からの一節。
タイトルや著者名などは一切なく、何が入っているのかわかりません。
引用文を手がかりに、本と出会うのです。
文章から、どんな本なのかを想像したり、
誰が引用したんだろう?などと考えたり、
イマジネーションが掻き立てられて、
本を選ぶことがいつも以上に特別に感じられ、
それはもう楽しくてなりません。
そして、文庫本葉書にはもう一つの楽しみがあります。
宛名を書いて切手を貼れば、すぐに誰かに送り届けることができるのです。
book pick orchestraには26日にこの文庫本葉書をつくるワークショップを
開催してもらいます。
今回は、特別に「會津版文庫本葉書」を作成するそう。とても楽しみです!
席に限りがありますので、どうぞお早めにお申し込みください。
(申し込みについてはこちら→■)
他の企画にも参加してもらっていますので、それは、また改めてご紹介しますね。
BRUTUS No.709「本屋好き」特集でも彼らの活動が取り上げられています。
ぜひご覧ください。
〔o〕
2011.06.10
コメント
コメントはまだありません。