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今年もまた、はとちゃんの「うるしのこぼしさん」が会津に上陸します!

昨年の会津・漆の芸術祭で大人気だった画家のはとちゃんによる「うるしのこぼしさん」は、会津の郷土玩具として伝わる起き上がり小法師をもとにしています。
倒しても倒しても起き上がる小法師は、家内安全、無病息災の縁起物として400年前から会津で親しまれてきました。
 
「起き上がり小法師さんの様に東北も起き上がってほしい」
そんな願いと祈りを込め、今回、会津で「うるしのこぼしさん」の絵付け体験ワークショップを行います。

開催は6月25日(土)と26日(日)の二日間。
場所は、Book! Book! AIZUのメイン会場でもある紀州屋1934です。
参加は無料となっていますので、お気軽にご参加ください。 

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昨日に引き続き、製本を体験できるワークショップのご案内です。

25日(土)に予定されているのは、「和綴じ本&小枝えんぴつ」のワークショップ。
和綴じは、二つ折りにした紙を、1冊にまとめて右側を糸でとじる製本様式で、この方法を使って、無地のノートをつくります。
講師は、奥会津書房を主宰する遠藤由美子さん!
作業をしながら、製本についての知識などもお話しいただけるそうで、とても楽しみです。

そして、このワークショップでは、えんぴつまで作ってしまいます!!
里山のアトリエ・坂本分校の森の小枝を利用して、手に馴染むオリジナルえんぴつを作成。
講師の陶芸人こと菅敬浩さんからは、この日のために特製のあるアイテムを作っているとの情報が届いていますよー。

新しくできたばかりの會津稽古堂内、美術工芸スタジオを利用して、25日(土)に午前1回、午後1回、開催します。
この贅沢なオリジナルノート&えんぴつ作りワークショップに、ぜひ参加してみてくださいね!

■日  時|2011年6月25日(土)
 <1回目>10:00~12:00、<2回目>14:00~16:00
■場  所|會津稽古堂1F・美術工芸スタジオ
■人  数|各15名程度
■料  金|700円
■講  師|遠藤由美子(奥会津書房)、菅敬浩(YOU塾)

お申し込みの詳細はこちら → 

私たちのまわりにある本はどれも、もともとは一枚の紙から生まれます。
大きな一枚の紙に文字や絵や写真などが印刷され、その紙が折り畳まれ、裁断され、それらが積み重なって束になり、綴じられて本になるのです。

Book! Book! AIZUでは、一枚の紙から本が誕生するまでの過程を体験していただくワークショップを企画しました。
単に製本を行うだけでなく、材料となる大きな一枚の紙に、絵を描いたり、コラージュしたり、参加者の皆さんに創作する喜びも感じていただこうと考えています。

講師を担当するのは、Book! Book! AIZUのDMをデザインしてくれたグラフィックデザイナー、佐藤温志さん。会津若松市出身の新進気鋭のデザイナーです。

形になった“本”に出会うだけでなく、本が生まれる過程にも出会っていただけたら嬉しいです。

■日  時|2011年6月26日(日)14:00〜16:00
■場  所|會津稽古堂1F・美術工芸スタジオ
■定  員|10名程度
■料  金|1000円
■講  師|佐藤温志(グラフィックデザイナー)

お申し込みの詳細はこちら→ 

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ここ数年、手芸好きの間では静かなブームをよんでいる刺し子。
東北では、青森のこぎん刺しが有名ですが、会津にも刺し子があるってご存知ですか?
昔は会津木綿に刺し子をさして生地を丈夫にし、衣類や夜具として使用していたのだそうです。

会津刺し子のモチーフはシンプルだけど、レトロでカワイイ。
ちょっとモダンな感じもあり、独特な雰囲気を持っています。
木綿の生地と糸の色の組み合わせ次第で、グッとセンスよく作ることができる会津刺し子。挑戦してみたくなりませんか?

Book! Book! AIZUでは、会津木綿や会津刺し子をテーマに制作を行われている佐原加世子さんを講師に迎え、ブックカバーをつくるワークショップを開催します。
会津木綿の生地に、刺し子を刺して、オリジナルのブックカバーを作ってみましょう。
お裁縫が得意じゃなくても大丈夫!スタッフがサポートしますので、ご安心ください。

■日  時|2011年6月26日(日)10:00~12:00
■場  所|會津稽古堂1F・美術工芸スタジオ
■定  員|10名程度
■料  金|1200円
■講  師|佐原加世子(木履庵)

申込みの詳細はこちら→ 

お待ちしております!

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Leading Reading。

2011.06.13


先日のブログ記事でご紹介したbook pick orchestra。彼らが担当するワークショップがもう一つあります。
題して、「Leading Reading」。
感性を研ぎ澄ますワークショップです。

会場となる三番山下に設置された、book pick orchestraと海月書林のSelect Book Shelf。
本の目利きにより選び抜かれた数ある本の中から、あるテーマに合わせて、ぴったりくる一節を探してきます。
そして、参加者全員が集まって、選んだ文章を声に出して読んでみるのです。

目で見た文章を声に出して読む。
そして、その響きを自分の耳で確かめる。
そんななんてことのない動作のなかに、新しい発見が潜んでいます。

そして、選書もこのワークショップの醍醐味です。
本を選ぶときに感じる、匂いや手触り。
何を選ぼうかというワクワク感。
自分のもてる感覚をフルに使って、本を味わい尽くしてみませんか。

個々の感性に導かれて選ばれる本、そして引用文。
そういった他の参加者の視点に触れることで、
「ああ、こういう捉え方もあるのか」という発見があります。

また、純粋に声を出す気持ちよさも味わえます。
声を出して元気になれる!
子どもも大人も楽しめるワークショップです。

最初は声を出して読むことに恥じらいを感じるかもしれませんが、
みんなでやれば怖くない!
恥ずかしさなんて蹴飛ばして、楽しんでしまいましょう。

それでは、会場でお待ちしています!!

■日  時|2011年6月26日(日)14:00~16:00<1回目>14:00~15:00、<2回目>15:00~16:00
■場  所|会津若松市大町 カフェ三番山下
■定  員|各10名程度
■料  金|500円(1ドリンク付)
■講  師|ブックピックオーケストラ

参加申込みの詳細はこちら→

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イベントの目玉企画のひとつ、Select Book Shelf。そして、ワークショップに協力してくれるのは、book pick orchestra
プロフィールにあるとおり、人と本が出会う素敵な偶然を演出してくれるユニットです。

彼らの存在を知ったのは、仙台の手紙用品店・yutorico.さんでのこと。
店内にディスプレイされてあった文庫本葉書に衝撃を受けました。

パッと見は、袋状のポストカード。
よくよく見てみると、住所記入面の裏には、文章が刷られています。
それは、袋の中に入っている文庫本からの一節。
タイトルや著者名などは一切なく、何が入っているのかわかりません。
引用文を手がかりに、本と出会うのです。

文章から、どんな本なのかを想像したり、
誰が引用したんだろう?などと考えたり、
イマジネーションが掻き立てられて、
本を選ぶことがいつも以上に特別に感じられ、
それはもう楽しくてなりません。

そして、文庫本葉書にはもう一つの楽しみがあります。
宛名を書いて切手を貼れば、すぐに誰かに送り届けることができるのです。

book pick orchestraには26日にこの文庫本葉書をつくるワークショップを
開催してもらいます。
今回は、特別に「會津版文庫本葉書」を作成するそう。とても楽しみです!
席に限りがありますので、どうぞお早めにお申し込みください。
(申し込みについてはこちら→

他の企画にも参加してもらっていますので、それは、また改めてご紹介しますね。

BRUTUS No.709「本屋好き」特集でも彼らの活動が取り上げられています。
ぜひご覧ください。

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